よもやま話

骨がズレてるって言うけれど…

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整体の治療にかかると「骨・関節が『ズレてますね』」という説明を受けることがあるかと思います。
なんか脱臼みたいになっているのかな?というイメージですよね。

でももし本当に脱臼していたら骨は完全にロックして全く動かせなくなってしまいます。
そして激痛はもちろん、往々にして内出血や腫脹に加え、痺れ・麻痺など神経学的トラブルも伴います。
まして背骨で脱臼が起きたら本当に大変です。

でもどうでしょう?
辛い症状があって整体院に来院してくださっていると思いますが、先で説明した脱臼で起きるような状態でしょうか?

では実のところ、ズレてるって本当はどんな状態なんだろう?
今回はそんな疑問を持ってくださった方に対し、オステオパシー治療の立場から少しご説明したいと思います。

関節とは骨と骨が組み合って動くジョイント部分で、本来一切引っかかるようなところなく大変スムーズに動くところです。
ところがこのジョイントに引っかりが出来てしまうことがあるのです。
そうすると骨の動きがグラグラ揺らいでぎこちなくなったり、動かせる範囲が狭くなってしまいます。
そして本来ぶつからないはずの骨同士がぶつかったり詰まったりしてしまいます。
こんな状態を「ズレてる」と表現しているんです。

ズレているという言葉からは骨の「位置が」ズレているように感じられてしまうかと思うのですが、そうではありません。
「ズレている」というのをもっと正確に言うと「骨の『動きが』本来とズレている」ということです。
イメージとしてはサビついていると言ったほうが良いのかもしれません(※)。

オステオパシー治療では関節にできた引っかかりを解放することで骨の動きを正常化します。
それにより関節の痛みが改善し、筋肉トラブルも解消していきます。
さらに関節周囲の血液や神経の流れも取り戻して自然治癒力を高め、いろいろな症状が良くなるお手伝いしています。

(※)サビついていると言っても、サプリメントCMで使われている例えの「細胞のサビ」とは全く別物です。
同じ言葉を使って例えてしまってるので紛らわしいですが…。
あまりに間違われてしまうので
「なんか本当のイメージと違ってるんだけどなぁ」
と思いながら、結局今も「関節がズレている」という言葉を使い続けちゃってます(^^;

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